これで切れちゃったのは5本目。
今日から6本目。
一時期に比べて付けてる人減ったな。
少し嬉しい。
意味もよく解らず、”ふぁっしょん”だけで
付けてる人が減ったのかな。
それでいい、うん。
”
LIVE STRONG”
25歳にして、ランス・アームストロングは自転車競技の世界で、
最も 優れたロードレーサーの一人であった。
ランスは、世界選手権やツ ール・ド・デュポン、
ツール・ド・フランスの多様なステージなど、多く の勝利を手にしていた。
そんなランス・アームストロングは、周りか らは無敵の選手と捕らえられ、
彼の前途は明るく開けていた。
しかし、そんなあるとき、ランスはこう告げられた。
「あなたは癌(ガ ン)に侵されている」と。
ランスが直面した癌(ガン)との闘病という現実を前にすると、
自転車競技はほんの些細なものだった。
診断は、15歳から35歳の男性がもっとも多く発病する睾丸癌だった。
初期の段階で睾丸癌の疾病が発見できれば、
完全 寛解の可能性は高く90%だと言われている。
だが、多くの健康な成年男子と同じように、ランスも発病を知らせるサ インに気づかず、
また彼自身、非常に重大な状態に陥っているなどとは、微塵も想像しなかった。
結果、早期治療 をしなかったために、癌(ガン)細胞はランスの腹部や肺、
脳にまで進行してしまった。
ランスの生存可能性は風前 の灯となっていった。
しかし、肉体的なコンディショニングと強力な支援体制のおかげで、
ランスの癌を克服しようとする意思が衰えるこ とはなかった。
彼自身、心に誓ったのは、「自分は癌(ガン)の犠牲者になるのではなく、
“live strong”強く生きて 癌(ガン)がもたらす地獄からの生還者となる」ということだった。
ランスは、自分の身体を冒している癌(ガン)とい う病気、
その癌(ガン)の治療方法を、積極的に学習していった。
医学的な知識や確信的事項を得て、より積極的 な治療を受け、
最終的に癌(ガン)を克服するに至ったのだ。
自らの運命を知る前、まだランスが癌(ガン)治療を受けている最中に、
彼はランス・アームストロング財団(LAF) を設立した。
この財団設立こそ、ランス・アームストロングにとって、
癌(ガン)からの生還者たちのリーダーとして、
また癌(ガン)とともに生きる人々たちの世界代表者としての人生が始まった瞬間であった。
ランス・アームストロングのツール・ド・フランスにおける
1999年から2004年にかけての勝利は、非常に喜ばしいことだった。
それでも癌(ガン)との戦いはまだ始まったばかりだ。
この戦いは、彼自身ためだけのものではない。
癌(ガン)から生還したすべての人々、
以前のランスのように自分は癌(ガン)には冒されないと考えている人々の 戦いでもあるのだ。
ランス・アームストロングは、この癌(ガン)との戦いの先頭に立って生きたいと考え、
この戦い にあなたも加わることを強く望んでいる。
ランス・アームストロングの人生は、いまや癌(ガン)に対する義務を負っている。
そしてこの選択は、“live strong” 強く生きるための選択である。